読むと行きたくなる。行くと住みたくなる。
たび活×住み活 in広島
著者: 大沢玲子
“観光以上移住未満”の新しい地方の楽しみ方を提唱する1冊
著者夫婦が今住む東京以外の“第2の居場所”を探し、新たな視点で日本各地を巡るシリーズ本が第7弾を迎え、さらにパワーアップ!
歴史オタクな夫、マニアック好きの妻、食いしん坊&酒好きの2人の興味の向くままお好み焼き、原爆、広島カープ、サンフレッチェ広島、マツダといった広島のキーワードを独自の視点で追究していきます。
移住先としても人気の広島の多様な“顔”をお楽しみください!
広島でやるべきことが詰まっています
- ぶちウマ! お好み焼きの“自分的王者”を探す
- 宇品で「軍都・広島」の面影を探す
- 原爆資料館を建てた1人の男の執念を知る
- 江田島の第1術科学校を探訪する
- “レモン推し”の島で自転車ブームを感じる
- スコッチちょいがけ! 夏の生ガキを楽しむ
- “三矢の訓”に県民気質を考える
- かわいい広島弁なら、「~さい」「~ちゃい」
- 「カープ鳥」でカープの底力を考える
- 小菅村と東京の蜜月関係を知る
などなど!
登場人物・著者夫婦が独断と偏見で語る「 広島 、ココがいい!」
妻 レイコ
鹿児島・枕崎市生まれ。親の転勤による転校が多い生い立ちで、自称・根なし草人間。職業・ライター。好物は国内外を巡り、地元のウマいものを食べ、酒を堪能すること。広島は歴史好きなヒロシにリードされ、新たな発見が数々。酒どころ・広島が誇る日本酒も満喫した。
夫 ヒロシ
海なし県の埼玉・幸手市出身。職業・税理士。数字と歴史にうるさく、得意技は毒舌。広島ならではの歴史について暑苦しく語るシーンも。グルメでは福山市で出会ったチイチイイカの天ぷらにハマる。マツダミュージアムではスーパーカー消しゴムで遊んだ幼少時代を思い出す。
- レイコ
- 「たび活×住み活」7冊目の広島は、マニアックに深掘りしたねー。
- ヒロシ
- 広島に関わる主要な人物や企業などが、点から線でつながって、歴史が動いていくというのか、今までになく“物語”がある県だった。
- レイコ
- 深い! 最初に県北を攻めたんだよね。そこから既にマニアック(笑)。
- ヒロシ
- 庄原市とか安芸高田市とか、公共交通機関の移動には苦労したけど、その分、レアなスポットで地元気分を味わったな。
- レイコ
- サイクリングロードの「瀬戸内しまなみ海道」が、オシャレなサイクルニストであふれてるのにも驚いた。グルメは?
- ヒロシ
- 魚がウマい。意外に小魚がイケたな。小イワシ、ネブト、チイチイイカとか。
- レイコ
- お好み焼きも地域や店によって味が異なるのは新たな発見だったね。
- ヒロシ
- 原爆が投下された歴史がこの地に与えた影響にも、新しい視点を得たなあ。まず、良港に恵まれ、軍都として栄えたという歴史がある。軍需産業で大きく発展して、地元自動車メーカーのマツダも創業家の松田親子の才覚もありつつ、軍需で潤い、念願の四輪車事業に進出できたわけだよね。
- レイコ
- マツダが土台にあって、地元プロ野球チームの広島東洋カープとプロサッカークラブのサンフレッチェ広島が存続できて、重要なコンテンツになっている、と。
- ヒロシ
- 広島を復興に導いた“原爆市長”の浜井信三さんを始め、その時々に地元のために立ち上がる人がいて、全部がつながって、1つの大きなストーリーになっているんだよなあ。
- レイコ
- そして移住人気も年々上昇中。ヒロシのやや硬派なマニアック路線に引っ張られつつも、ユルリと夫婦の会話も楽しめる1冊となっています!
インスタグラム(@reiko4619)タビスミ in 広島 をまとめました!
タビスミin広島 三矢の訓に県民基質を考える
広島の歴史上の著名人といって、ぱっと思い付かない方も、三矢の訓はご存知だと思います。
一本の矢では折れやすいが三本まとまれば折れない。広島の戦国武将、毛利元就が三人の息子に一致団結を説いたっていうヤツですね。
こちらの話自体は江戸時代に作られたようですが、元就が毛利家存続のために、三人の息子に与えた教訓が元になっているようです。
安芸国に勢力を持っていた家に三男、次男を養子として送り出し、家督を継がせる。長男の死後、その子・輝元に毛利家の家督を継がせ、2人の叔父にバックアップさせる。いわゆる毛利両川体制で中国地方支配の基盤を築いたとか。
他にも色々逸話があるのですが、割りといざというときの団結力の強さというのは広島人の県民性の1つかなー、と思います。
以前、東京の広島県人会の方々に話を聞いたことがありますが、県外での活動も
結構盛んなんですよね。
移民が多かった歴史もありますが、見知らぬ地でも団結して支えあっていたのかな、と。
郷土愛が強い方が多く、カープの応援も熱いですよね。
そして毛利家発祥の地、安芸高田市は地元出身の若き熱い石丸市長さんの存在でも知られています。
地方自治のあり方を考えるうえでも、なかなか熱いエリアでございます!
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タビスミin広島 サミットでも注目!広島グルメのウマさを再発見
広島で行われたG7サミットも無事に終了。警備に当たった方々、交通規制などに協力された地元企業、人々、お疲れさまでございます。
昨年、原爆の日の平和記念式典に現地入りした際も、厳重な警備体制に驚かされましたが、今回はそれ以上のレベルだったのでは、と。
ここでは、食など広島のおもてなしについて。以前もチラリと紹介した三次ワイナリーのワイン、お好み焼きアレンジ、もみじ饅頭なども提供されたよう。
また、イギリスのスナク首相がカープ靴下を履いたり、お好み焼き作りにチャレンジした様子も話題になりました。なんだか和みますね。
そしてお土産で各首脳に提供されたのが、広島・呉市創業のセーラー万年筆の漆塗りの特注品。日本における万年筆の元祖であります。
実は広島、色々、発祥の地でもあります。こういう機会に、広島の多様な魅力が世界に広がると良いなー、と。
写真は生口島に行った際に旅館で頂いた鯛のかぶと蒸しなどなどです!やっぱり魚ウマい!
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タビスミin広島 広島発祥・洋食文化を探る
洋食というと、神戸、横浜辺りのイメージですが、広島にも独自の洋食発祥の地が。海軍の基地があった港町・呉市です。
例えば肉じゃがは今やおふくろの味のイメージですが、東郷平八郎が西洋料理のビーフシチューを気に入り、似たものを作らせたのが始まりとか。
諸説ありつつ、その発祥の店といわれるのが、呉の老舗店「田舎洋食いせ屋」。ちょっと固めのじゃがいもがいい感じでウマイ!懐かしい感じのカレーライスも頂きました。
呉の飲食店では、海上自衛隊が艦船ごとに提供している味を再現した「呉海自カレー」の食べ比べもOK。
長い航海中に曜日感覚を忘れないよう毎週金曜の昼食にカレーを食べるという習慣が根付いたとも言われています。
広島市内にも呉ルーツの老舗洋食店が。県内屈指の歓楽街、流川にある「アラスカ」です。オムハヤシやポークチャップなど、由緒正しきメニューがおいしい!
近隣のバーなどへの配達、テイクアウト用のカツサンドも人気だそう。
お好み焼きもいいけど、広島ならではの歴史を感じさせる洋食もぜひ!
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タビスミin 広島 G7サミットのご飯に注目!
今年、広島で開かれるG7サミットが来月5月19日~と、目前に迫っております。国際秩序はもちろん国内の安心安全も…と課題は尽きませんが…。
ここでは、タビスミ的に日本が誇るおもてなし、提供される食事にフォーカスしたいと思います。
先の軽井沢で開かれたG7外相会合では、信州牛や信州サーモン、りんごといったメジャーどころから、きのこや安曇野の山葵を使った前菜も。
提供されるお酒は、信州が誇るワイン、日本酒の数々。乾杯酒で山口の獺祭が出ていて?っと思ったら、林外相の地元なんですね。
では広島は如何に? ウマイ魚はもちろん野菜も豊富。お好み焼きも食べてほしい!けど…w
お酒は以前も記しましたが、日本酒は豊富、そして実は秀逸ワイナリーもあるのです。県北・三次(みよし)にある三次ワイナリー。
昼夜の寒暖差を利用した三次産ぶどうを使ったワインが予想以上に美味しくてビックリでした。
個人的にはピノ・ノワールを使った珍しい白ワイン「ピノ・ノワール白夜」にハマりました。
前回の伊勢志摩がそうであったように、サミットのホスト国は、地元の良さを世界的にアピールする絶好の機会でもあります。
今の国際情勢下、広島でどんなメッセージが出されるのか。そして、広島に前後して全国各地で開かれる国際会議の「食」にも注目です!
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タビスミin広島 マッサンも生んだ酒どころの歴史を知る
日本酒の酒どころというと、新潟辺りを思い浮かべる方も多いと思います。実は日本三大銘醸地といわれるのが、兵庫の灘、京都の伏見、そして広島の西条(東広島)。
特に日本ならではの軟水を使った醸造法を生み出したのは、今の東広島市安芸津町で酒造業を営んでいた三浦仙三郎。全国に杜氏を派遣することで、柔らかい味わいの日本酒造りが広まったといいます。
そして。広島の酒どころは西条だけではありません。NHKの朝ドラで記憶にある方も多いと思いますが、日本のウイスキーの父と呼ばれる、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝、通称マッサンを生んだのも、広島の竹原市。
古い町並みが残る同市には、マッサン夫婦の銅像が建てられています。マッサンも日本に本格的なウイスキー文化を広めた立役者。日本のウイスキーが世界的に知られ、今日もおいしいお酒が飲めるのは、広島のおかげ!?かも。
ぜひ現地でおいしい魚をツマミにおいしい酒を!
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タビスミ
たび活×住み活 シリーズ一覧
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