読むと行きたくなる。行くと住みたくなる。
たび活×住み活 in山梨
著者: 大沢玲子
“観光以上移住未満”の新しい地方の楽しみ方を提唱する1冊
著者夫婦が“今住む東京以外の第2の居場所”を探し、新たな視点で日本各地を巡る半フィクション&半ノンフィクションのシリーズ本。第6弾は最強の戦国武将・武田信玄公を輩出し、根強い富士山人気を誇る山梨。移住先としても改めて注目を集めています。そして名物グルメはほうとうや信玄餅だけではない!夫婦のリアルな体験に基づく笑える漫画・イラスト、ライブな写真にもご注目ください!
山梨でやるべきことが詰まっています
- ド迫力! “日常”な富士山を拝む
- 侮るべからず! 桔梗屋の早朝行列に参戦
- 「3776」おじさんに会う
- 日本一カタい!? 吉田のうどんを食べ比べ
- 銅像巡りで“信玄公”人気を考える
- 清里初の喫茶店「ROCK」にノックアウト
- 山梨の「マチュピチュ」を訪問
- 韮高サッカーのレジェンドを知る
- 『ゆるキャン△』ブームに驚く!
- 小菅村と東京の蜜月関係を知る
などなど!
登場人物・著者夫婦が独断と偏見で語る「 山梨 、ココがいい!」
妻 レイコ
鹿児島・枕崎市生まれだが、転勤が多く自称・根なし草人間。職業・ライター。好物は国内外を巡りウマいものを食べ、酒を飲み、地元の人に絡むこと。今回は山梨に縁を持つヒロシにリードされる形で県内あちこち巡り、個人的には勝沼のワイン飲み放題にハマった!
夫 ヒロシ
海なし県の埼玉・幸手市出身。職業・税理士。数字と歴史にウルサく、毒舌を得意技とする。大学時代、勉強よりも熱心に取り組んでいた部活・水上スキーに縁ある山梨取材でなつかしい再会も。グルメでは桔梗屋、シャトレーゼのスイーツにハマり、大人買いをしまくった。
- レイコ
- 6冊目の「たび活×住み活」シリーズは大学の水上スキー部の練習で通っていた山中湖がある山梨。授業より熱心に通ってみたいだから(苦笑)、色々思い出深いことや新たな発見もあったんじゃない?
- ヒロシ
- でも、山中湖以外にはほとんど行ってないからな。改めて県内あれこれ回って、山梨って地域によって全然違うなあと思った。
- レイコ
- 気候からして違ったよね、盆地の甲府の酷暑、清里、小淵沢の夏でも涼しい高原の空気を満喫したと思ったら、秋冬の河口湖のハンパない寒さを経験し……。
- ヒロシ
- うん。オレ的に予想外におもしろかったのは県南西部かな。身延町とか渋―い温泉街に場違いな若者グループがいると思ったら、アニメの『ゆるキャン△』をメチャ推してたり(笑)。
- レイコ
- 王道の富士山も霧の関係で見えるか見えないかで翻弄されたけど、山中湖で出会った富士山愛激アツの「3776」おじさんもびっくりしたよね。
- ヒロシ
- あー、いたね。「3776」ナンバーの車で全国の富士山撮影スポットを回ってる人(笑)。グルメもほうとう、鳥もつ煮、ぶどうだけじゃなくて、実はまぐろの消費量で全国トップクラスとか意外性があった。シャトレーゼのスイーツもレベル高かったな。
- レイコ
- 私はやっぱり勝沼のワイン飲み放題にテンション上がったけど(笑)。
- ヒロシ
- レイコはどこに行っても酒(苦笑)。東京の隣にあって、「無尽」の習慣が根強く残ってるとか、人間関係のつながりが意外に濃いのも印象的だった。
- レイコ
- うん、山梨、予想外に深い。さて、半フィクション、半ノンフィクションの夫婦のボケツッコミ、そして元山中湖村民のヒロシのウンチクも、ユル~くお楽しみください
インスタグラム(@reiko4619)タビスミ in 山梨 をまとめました!
タビスミin 山梨 地元の偉人、信玄公
今日は比較的全国好天のようです。東京もピーカン。水害、停電などの被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
さて。写真は山梨が生んだ名将、武田信玄の銅像。わたくし、割りと全国各地の偉人の銅像を見てる方だと思いますが、特に甲府駅前の銅像は、戦国武将らしいどっしり感がある。写真映えがしますよね。
ちなみに地元では信玄公と、公をつけて呼ぶのが通例。上杉謙信との川中島の
戦いが有名ですが、治水事業や貨幣制度の整備など民政にも力を入れ、人気も高かったようです。
個人的な郷土贔屓で言うと、鹿児島の軍服を着た西郷さんの銅像はやはり威厳がありますねー。
一方、東京上野の西郷さん像は浴衣姿で、西郷婦人は礼服を着てない像に驚いたとか…。
ちなみに東京の像は高村光雲の作。鹿児島のは忠犬ハチ公の初代像を作ったことでも知られる鹿児島出身の安藤照。
ハチ公の初代像は第二次大戦の武器用として供出されたとか。歴史ですね。
鹿児島も廃仏毀釈で寺社仏閣が意外に少ないのです。
そうそう、西郷さんは、やっぱり地元の人は、さんづけで呼ぶんですよね。その辺りの地元人気では大久保利道どんは、ちょっと弱いのであります。
皆様の地元にも色んな銅像があると思います。ちょっとその裏側を探ってみると新しい発見があるかもしれません。
プチ銅像マニアからは以上、です!
#山梨 #武田信玄 #銅像 #夫婦旅行 #タビスミ
タビスミin山梨 ワイナリー直営レストランで絶品ローストビーフ!
山梨県内にあるワイナリーの数はなんと80軒超。ワインと共に食事が楽しめる直営レストランもあります。
私たちがランチで行ったのは勝沼醸造直営の「風」。ここで頂いたワインもさることながら、めちゃうまかったのがローストビーフ。
ワゴンで回って、一人一人、目の前でスライスしてくれます。同社ワインはエチケットのデサインもセンスありですが店内もオシャレ。オススメです。
またワイナリー直営の宿では、まるき葡萄酒の「坐忘」でも、夕食に合わせてオススメワインが楽しめます。
日本のワインって、スーパーとかだと安めのものしか置いてなくて、種類も限られ実力がうまく伝わってないなー、ともったいなく思うことがよくあります。
少しずつ日本のワインの美味しさも広がりつつありますが、もっと広く知られればいーなー、と。ぜひ!
#山梨#ワイン#勝沼醸造 #勝沼#風#ローストビーフ#まるき葡萄酒 #坐忘 #夫婦旅#タビスミ
タビスミin山梨 合宿の聖地、そして修学旅行人気の地に
気づけば8月も終わり。行動制限はなかったものの、天候も不順でパーッと行こーぜ!とはなかなかいかない夏でもありましたね。
少し前ですが、山梨に関する興味深いデータが紹介されていました。それは修学旅行の行き先として、人気が急上昇しているというもの。
確かに我々が昨年秋ごろに富士五湖付近に行った際、中学生ぐらいかな、学生が乗った観光バスラッシュに度々遭遇。場所も関東圏から中部エリアなど様々でした。
なぜか。位置的にバスで行きやすいなどもあるでしょうが、別の側面も。
富士五湖付近、特に山中湖はスポーツ合宿が多く行われる地で、夏季は学生たちがわんさと詰めかけ、山中湖近くのセブンイレブンは、日本一の売上を誇ったとか。
その需要がこの2年ほど消失。スポーツ合宿専門の宿は苦戦を強いられたようです。そこで誘致をはかったのが修学旅行というわけです。企業努力ですね。
この話は相方が学生時代(水上スキーという競技をしてました)、合宿でお世話になったペンションの方に聞いたのですが…今年の夏はどうだったんだろう。。
インバウンドの復活はまだまだ難しそうですが、ビックコンテンツの富士山は健在。また美しい姿を拝みに行きたいものです。
ちなみに写真は河口湖で人気のオシャレバーガー店、ムースヒルズバーガー。
味はもちろん、お店も雰囲気あります!
#山梨 #山梨カフェ #河口湖#河口湖カフェ#ムースヒルズバーガー#山中湖#富士山#夫婦旅行
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タビスミin山梨 関東でいうもつ煮とは違う!鳥もつ煮にトライ
東京に三大もつ煮込みと言われるものがありまして。
北千住の大はし、森下の山利喜には行ったのですが、月島の岸田屋には未訪…てな渋い居酒屋に以前はせっせと足を運んだものですが…。
えーと、山梨甲府の名物、甲府鳥もつ煮は関東風とはまったくスタイルを異にします。2010年のB1グランプリで受賞し、全国的に知られる存在となりました。
使うのは鳥のレバー、ハツ、玉道(キンカン)などで、醤油と砂糖のタレで煮詰めたもの。甘辛濃厚な味わいが特徴。
発祥が地元で有名な老舗蕎麦店といわれ、蕎麦屋や地元居酒屋では常連メニューです。
個人的な好みとして酒のアテには少し甘めかなと思いましたが、多分白飯にめっちゃ合うかと。キンカンとかレアな部位か普通に入ってるのすごい。
また、山梨は焼き鳥や馬刺もスゴくおいしかったです。特に甲府の丸八さん、オススメ。
東京に限らず、オシャレな焼き鳥屋さも増えていますが、やっぱり焼き鳥はちょいモクモクした感じで、食べるのが落ちつきます。あー、焼き鳥食いたくなってきた。機会あればぜひ!
#山梨#B級グルメ#甲府鳥もつ煮#奥藤#東京三大もつ煮込み #大はし# B-1グランプリ#焼き鳥#丸八#馬刺#夫婦旅 #タビスミ
タビスミin山梨 ワインにピッタリな日本一の駅弁!
酷暑に日々ですが、少しずつ人の動きが出てきましたね。旅の醍醐味の1つといえばグルメ。評判のお店に行くのもよいですが、駅弁も魅力的ですよね。
ただがっつり弁当というより、ちびちび飲みながらツマみたい、けど乾きものじゃ寂しいという、筆者のような酒飲みにピッタリな弁当をご紹介。
小淵沢の会社、丸政が生んだ「ワインのめし」。JR東日本の駅弁バトルみたいなやつでNo.1を獲得してます。
特徴は名前通り、ワインに合う甲州サーモンマリネなどご当地食材を使ったおかずがズラリで、白飯はなし。まさに山梨弁でいう「ワイン飲めし(飲みなさい)」の弁当なのです。
で、調べてたら懐かしい歴史が判明。この丸政、バブルの時代にテレビの企画で「元気甲斐」という弁当を開発し話題になったことが。最初の構想は映画監督の伊丹十三、包み紙のイラストは安西水丸といった豪華な布陣で作られ…まさに時代を感じさせます。
当時、東京で中高生だった私も、母がデパートの催事かなんかで買ってきて食べた記憶が。当時の駅弁の概念を覆すゼータクな内容でした。
歴史を経ても、まだ支持率が高い弁当を作ってるのもすごいし、山梨ってやっぱり同世代にはちょっと懐かしい。ぜひワインのご用意を忘れず、一度ご賞味を!
#山梨 #山梨グルメ #駅弁 #ワインのめし#丸政 #元気甲斐 #夫婦旅行 #タビスミ
たび活×住み活 シリーズ一覧
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